食事指導、タンパク質などの食事制限知識の吸収を真正面から受け止めます

IgA腎症日記

IgA腎症において進行を食い止めるためにも、将来の為にも考えておきたいのが食事制限。
人生において食事を制限していくことなんて、どれくらいのハンデなんだろうと感じながらも、これからのこと未来のことを考え、まずは知識を身につけて生活に取り入れいていくことを考えていきたいと思います。

食事指導 Lesson1タンパク質の制限

ステロイドパルスをしながら、
検査結果の説明や
栄養士さんから食事療法の指導を受けました。

何と言っても1番大切なのが【タンパク質の制限】です。

IgAが傷つけた腎臓は、金網に穴が空いてしまったようなイメージです。その穴を、タンパク質を代謝した後の老廃物が通過する度に、さらにダメージを与えるようです!なんて悪循環!!
なので、まず、これ以上腎臓へのダメージを減らすために摂取するタンパク質量をを減らします!

どれくらいの制限が必要かというと、
1日の摂取量を、最大体重×0.8gまでに抑えます。

私の場合、先生や栄養士さんとの話し合いの結果
タンパク質の摂取は1日30gまでと決めました。
これを3食で摂るので、【1食10g】!!!

筋トレをしていた頃を思い出し、
「1食10gってことは、毎食鶏のササミ1本位食べれるのかー。
ぜんぜん余裕かも」
なーんて思ったのは一瞬。そんなに甘くはありませんでした笑

栄養士さんが教えてくださった計算式です。
1食分10g-主食分-野菜分=【一食の目安量】

あれ?主食ってご飯やパンだから糖質じゃないのかな?
野菜にタンパク質ってどうゆうこと??うーーーん・・・

Lesson1-1 以下、教えていただいた事です。

まず、主食のご飯にもタンパク質が含まれます。
180gの普通のご飯には、タンパク質は約4.5g
1食10gの約半分は痛い・・・

さらに栄養バランスを考えると1食で100g(生)の野菜が必要です。
基本的にはいろいろな野菜を少しずつ組み合わせる事となりますが、
おおよそ、野菜に含まれるタンパク質量は100gで2.3gと計算するようです。

と、なると・・・残りだいたい3g
3g・・・マグロの赤身の刺身一切れ分!!!わお!!!!

ここまで、量に着目してきましたが、
さらに考慮しないといけないことはタンパク質の質です!

人体で合成できない、でも生きるために必要なタンパク質を
「必須アミノ酸」といいます。
自分で作れない以上、食事から摂取する必要があります。
この必須アミノ酸をバランスよく含んでいるものが
【動物性タンパク質】です。

なので、【主食から摂るタンパク質を節約して
魚介類、肉、卵、乳製品から摂取する】を意識しないといけません。

dietary-restriction-of-iga-nephropathy12

ここで、注意点があるのですが、主食の量を減らしてはいけません!
主食から摂るタンパク質を減らします。
なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、
全てが水の泡~となってしまうような大切なことです。
主食はしっかり食べる!ポイントです。

その為のお助けアイテムが
タンパク質調整米(お米からタンパク質を除去したもの) や、
でんぷん米( とうもろこしや小麦のでんぷんをお米の形にしたもの)
です!!!!
私は、栄養士さんからタンパク質調整米、
いわゆる低タンパクご飯をオススメして頂きました。

それにすると主食から摂るタンパク質量が約0.2gになるので
約7.5g動物性タンパク質が摂れるわけです!!!!
この差は大きいです!

しかも、入院している間、私は低タンパクご飯だったようですが、
そんなに違和感もなくおいしく頂いておりました。
カタログを見る限り、種類も豊富なので利用していこうと思います。

そうと決まれば、「7.5g分、何を食べよっかなーー??」です!!
今までより、ずっと食というものを大切に考えられそうです。

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