腎臓内科に転科したことで、腎臓病の様々な段階の方と対面する

IgA腎症日記

腎臓内科に転科したことで
当たり前ですが、設備や周りの患者さんの病気ががらりと変わりました。

大部屋で治療を受けた為、いろんな段階の方にお会いします。

腎生検を受けにいらっしゃった方。
私と同じようにステロイドパルス療法をされている方。
糖尿病の治療もされている方。
血液透析をされている方。
腹膜透析をされている方。

いろいろ考えます…

腎臓病では腎不全、尿毒症になるのが1番怖いことです。
腎臓のはたらきが、正常の30%以下になり、
体内の老廃物や余分な水分を排泄できない状態です。
様々な不調が自覚症状として表れます。そうなると、透析か移植をします。

数ケ月から数年の年月をかけ徐々に進むのが慢性腎不全です。

糖尿病性腎症

糖尿病が長く続いたことで、糸球体が障害を受けます。
比較的進行が速いです。透析導入のトップの病気です。

慢性糸球体腎炎

糸球体に慢性的な炎症がおき、ろ過の働きがおちる病気です。
いろいろなタイプがあり、進行の速さも違います。
代表的なものがIgA腎症です。原因が不明の病気です。

腎硬化症

腎臓の血管の動脈硬化です。
お年寄りや血圧の高い人におこりやすく、ゆっくり進行します。

その他にも、のう胞腎,悪性高血圧症,慢性腎盂腎炎などがあります。

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日本人の成人の8人に1人は慢性腎臓病とのデータもあります。
自覚症状の無い、けれどとても身近な病気です。

まずは、早期発見!IgA腎症に関して言えば、早く治療をしたらその分寛解率が上がります。

他の誰のものでもない自分の体です。誰よりも自分が大切にしていきたいですね!

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