パルス療法においての内服や点滴でのステロイド使用時の副作用

IgA腎症日記

内服や点滴でのステロイド使用時の副作用についての体験と調べたことをまとめていきます。

程度や症状など個人差が大きくあるものです。
また、お医者様は副作用についてしっかりご存知ですので
予防方法や対応策(お薬、生活)など考えて下さいます。
私自身、不安に感じることを何度も聞いては教えて頂きました。
ただただ自分で調べて、闇雲に怖がっていた頃より
専門家の方の意見を伺ってからは安心感が違います。
治療に専念するためにも、お医者様に相談する事が大切だと感じました。
また、前回もまとめたように、パルス療法は副作用が出にくい方法とのことです。

★予防薬がある

【易感染性】

免疫力が低下するために風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなる
*使用量20mg以上で出やすい、大量投与時は予防薬を飲むことも
*日頃は、手洗い、うがい、マスク着用、人混みを避けるなどの一般的な注意が必要!

【骨粗鬆症】

長期投与で出やすい。骨密度が減少し、骨折しやすくなる
*予防薬を内服することも

【消化性潰瘍】

大量投与で出やすい。消化管粘膜が弱くなるため、潰瘍ができやすくなる
*胃酸分泌を抑制する薬や胃粘膜を保護する薬を予防的に内服することも

【血栓症】

出血を止める働きをする血小板の機能が高まる為、血液が固まりやすくなる
*血をサラサラにする薬を内服することも

【ステロイド糖尿病】

大量投与で出やすい。糖を合成する働きを高めるため、血糖が上がる。投与量に比例する
*薬による糖尿病治療が必要な場合もある
*食事療法による予防が大切!

★食事で予防

【満月様顔貌(ムーンフェイス)、野牛肩、中心性肥満】

大量投与で出やすい。食欲の亢進と脂肪の代謝障害によりおこる
*使用量減により改善
*カロリー制限など食事に注意が必要!

【動脈硬化、高脂血症】

長期投与で出やすい。動脈硬化を促進し、コレステロールや中性脂肪が高くなることがある
*食事に注意!
*必要であれば、コレステロールや中性脂肪を下げる薬を内服

【高血圧症、むくみ】

長期投与で出やすい、体内に塩分が溜まりやすくなるために起こる
*塩分を取りすぎないように!

steroid-side-effect2

★持病があると起こりやすい

【白内障・緑内障】

長期投与で出やすい
眼科での定期的検査を行い、必要であれば点眼薬で予防
ステロイド薬の減量・中止にて改善!

【精神症状】

大量投与で出やすい。不眠症、多幸症、うつ状態になることがある。
*軽度のことが多く、よくみられる
*使用量減により後遺症なしに改善!

★その他

【大腿骨頭壊死】

大量投与でごく稀に起こることがある。
*多くの場合、投与後数ヶ月以内に股関節の痛みで発症。早期発見が大切。

【その他】

増毛、脱毛、生理不順、不整脈、ステロイド筋症、ニキビなど。
どれも使用量減により改善!


うわーーーーたくさんありますね…
正直これを調べた上で、初回の点滴をする時、体に入っていく液体を見ていて、
なんとも表現し難い、とーーっても複雑な気持ちになりました。

でも実際にパルスを進める中で、
幸いなことに、特に何か異変があるような実感は今のところありません。
今後のことは分かりませんが、自分の体の為にやると決めたことです。
さぁ腹を括って、向き合っていきます!

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